上下水道事業の明日を考える
─ じょうげすいどうじぎょうのあすをかんがえる ─

「上下水道事業の明日を考える ― 官の役割、民の立場 ― 」

2022年7月7日(木)に開催いたしました公営企業セミナー「上下水道事業の明日を考える ― 官の役割、民の立場 ― 」は、好評のうちに無事終了いたしました。

新型コロナウイルスの感染拡大による2度の延期にもかかわらず、当日は会場およびオンラインによるハイブリット方式により自治体の上下水道事業従事者など、140名を超える職員の皆様に参加していただきました。

日本大学客員教授 前田正博氏からは「官の役割、民の立場から見る今後の地方公営企業」と題して、元東京都下水道局長としての経験を基に下水道事業について、公営企業として継続した事業運営を行うための取り組みや組織のあり方、他のライフラインとの比較といった観点から講演いただきました。
北海道大学大学院公共政策学研究センター研究員 遠藤誠作氏からは「公営企業会計の戦略的活用」と題して、福島県三春町の元企業局長としての経験を基に、事業のコスト管理における企業会計適用の重要性とその活用策、並びに人口密度の低い地域を含めた場合の処理形態のあり方という観点から講演いただきました。

セミナーの参加者から、たいへん有意義なセミナーだった、盛況だったとのお言葉をいただきました。
いただいたご意見等を踏まえ、今後も当セミナーを継続して開催する予定ですのでご参加をお願いします。

講師紹介

前田 正博(まえだ まさひろ)氏

日本大学客員教授 工学博士
【前 職】
東京都下水道局長
東京都下水道サービス(株)社長
日本大学総合科学研究所 教授
下水道メンテナンス協同組合理事長
【業務経歴】
前田氏は、東京都下水道局長、同政策連携団体である東京都下水道サービス(株)社長として、さらには大学研究者といった、幅広いお立場から公営企業経営に関与されてきました。

遠藤 誠作(えんどう せいさく)氏

北海道大学大学院 公共政策学研究センター研究員
農学修士(東北大学)
総務省 地方公営企業等経営アドバイザー
福岡県田川市 参与、他
【前 職】
福島県三春町 企業局長、同財務課長、同保健福祉課長
【業務経歴】
遠藤氏は、三春町の上下水道事業などの公営企業会計化や料金適正化、外部委託化のほか、県立病院の経営移譲を受けての町財政負担なしでの指定管理者制度による町立病院開設と三春型病診連携などを実現されました。 現在は、全国の多数の自治体で公営企業改革への指導を手掛けていらっしゃいます。

主催者

一般財団法人 都市技術センター
株式会社 大阪水道総合サービス

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